簿記2級取得後、財務諸表分析ができるようになりたいと思い、ビジネス会計検定2級を受験して、合格することができた。
ここでは、ビジネス会計検定2級を2ヶ月間独学を通じてできるようになったことを紹介したい。
ビジネス会計2級を勉強するメリット
ビジネス会計検定2級を2ヶ月間勉強してきてできるようになったことをここで紹介したい。
- キャッシュフロー計算書を理解できるようになった。
- キャッシュフロー計算書、損益計算書、貸借対照表、包括利益計算書、株主資本等変動計算書の関連性を理解できるようになった。
- 財務諸表分析ができるようになった。
- どれがどの項目に該当するのか理解できるようになった。
順番に少し細かく説明していこうと思う。
キャッシュフロー計算書を理解できるようになった。
キャッシュフロー計算書、損益計算書、貸借対照表、包括利益計算書、株主資本等変動計算書の関連性を理解できるようになった。
試験で貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の穴埋め問題が出題されるので、それぞれの財務諸表にある金額をヒントに空欄になっている箇所の金額を計算していていくことになる。
貸借対照表及び損益計算書、包括利益計算書の情報をもとにキャッシュフロー計算書の空欄に金額を埋めていったり、また逆のパターンで金額を埋めていく。
この問題を解くことを通じて、キャッシュフロー計算書の内容、計算方法を理解できるようになっていく。
- 財務諸表分析ができるようになった。
試験では財務諸表分析に関する問題が出題される。これらの問題を解くには、分析に使われる計算式を覚えていかないといけない。
問題集には過去5回分の過去問が掲載されているが、傾向を見ると40個程度の計算書式を覚える必要があることがわかる。これらを全て暗記して、計算ができるようになった上で試験に臨むことになるので、自ずと財務諸表分析ができるようになる。
- どれがどの項目に該当するのか理解できるようになった。
普段財務諸表を読む上で、特に暗記が必要とも言えないが、どれがどの項目に該当するか理解できるようになった。
試験では、営業外費用の計算、経常利益の計算をするなど、特定の項目の計算をする問題が出題される。その際にどれが営業利益の計算に出題される項目で、どれが経常利益の計算に出題される項目なのかを理解しておかないといけない。そのため、項目を理解できるようになる。
当然、新卒の就職活動には多少プラスになる要素かもしれないが、ビジネス会計検定2級を取得したからといって就職に圧倒的に有利になるものではないと思う。しかし、受験を通じて学んだ内容は実務に大いに役に立つと思う。自分の仕事の事業の収益性や安全性を理解できるようになったり、損益分岐売上高の計算ができるようになる。株価に関する分析問題も出題されるので、株式投資にも活用できる。
ビジネスリテラシー向上には貢献できるので、個人的にはおすすめしたい資格である。