災害対策事業ファンド投資レビュー
セキュリテを利用して投資型クラウドファンディングで少額投資をして、結果が戻ってきたので、結果報告をしたい。
セキュリテとは
少額投資が可能なインパクト投資プラットフォームである。事業に対して投資を行い、事業の売上に応じて分配金が発生し、ファンドによっては特典を受け取ることもできるプラットフォームである。
「駆けつける避難所 災害対策車両ファンド」とは
私が投資した先は「駆けつける避難所 災害対策車両ファンド キャンピングカー×地方創生×災害対策への思いを繋ぐプロジェクト」である。
これがどういう投資かというと、ハイエースをカスタムしたキャンピングカーなどの製造販売を行なっている会社によって立ち上げられたプロジェクトである。
東日本大震災で被災したお客様にダイレクトカーズのキャンピングカーを提供して役に立った経験から災害対策キャンピングカーとしての側面を活用して事業化しようと動き出したのがこのプロジェクトが立ち上がった経緯とされている。
そもそも現在の自治体による災害対策が昭和である
それにしても現在の自治体による災害対策はイケてない。なぜか新しい耐震のオフィスビルとかではなく、それらよりも災害が起きそうな場所に近い公立の学校が避難所に指定されている不思議。普通に考えるとインフラが整っていて、災害が起きそうな場所から遠くに指定するものと思うのだが。そんな旧式の災害対策が震災の被害を拡大した要因の一つではないかと思ってしまう。
あえなく途中終了・・・
現在の災害対策を変えていけるのではと微かな期待を込めて投資したこちらのファンドだが悲しくも途中終了となってしまった。
概要は以下の通り
出資日:2020年9月
出資金額:21,600円(手数料こみ)
償還・分配総額:21,600円
ステータス:途中終了
募集総額:10,000,000円
確認できた事業売上:10,xxx,xxx円
確認できた事業売上からすると、分配シミュレーションを見ると源泉徴収後20,825円〜21,238円、分配率で言うと106.2%~108.3%を受け取るはずだった。それでも出資額よりマイナスだが…
もらえるはずだった特典
キャンピングカーオプション購入ポイント10万円分
投資家限定イベントの参加
途中終了の理由
第1回決算日に向けて売上金額の監査を行ってきたが、提出された資料で監査が完了できず、監査を完了して売上が確認できたが、匿名組合契約に定める決算日からの期間が経過したため、終了となった運びである。
セキュリテ