資産運用検定2級に合格したので、試験についてレビューしたいと思う。
資産運用検定とは?
資産運用に必要な知識を体系的に習得できる資格である。
フィナンシャルプランナーに近しく、
資格の効力はフィナンシャルプランナーのほうが強いが、資産運用検定は資産運用に特化したものとなり、より資産運用について詳しく学べるようになっている。
(フィナンシャルプランナーに出てくるような自動車保険などは出題されない。)
短期間で効率よく資産運用特にファンダメンタル分析や経済について学びたいと思い、受験してみることにした。
出題カテゴリーは以下の通りである。
主要な投資が網羅されている。
【A】投資信託
【B】株式投資
【C】経済・金融に関する一般知識
【D】債券投資
【E】不動産投資
【F】タックス・プランニング
この資格のありがたいところは
合格そのものよりも受験者がしっかりと知識を習得して実生活に役立てることを目的としているため、6ヶ月以内に好きな場所で受験と、無理ないペースで勉強を進められるようになっているところ。
詳細は公式サイトにて。
https://amc.or.jp
受験資格
資産運用検定3級は誰でも受験できるが、2級は3級が合格してからでないと受験できない。
今回は3級をパスできたので、2級も受験することにした。
受験結果
再受験 44点/ 60点 で合格でした。(6割で合格)
受験期限が切れて1度不合格になったものの、
良心的なことに再受験は1回まで無料とのことだったので、
ありがたく再受験させていただくことにした。
模試と練習問題を複数回繰り返したにもかかわらず、試験では違う問題が多く出てきたため協会を恨みながらも猛スピードでテキストを見ながら問題を解いていった。
学習方法
前提として私は以下の資格と経験をすでにもっており、
これが今回の合格を後押ししてくれたと思っている。
✔︎簿記2級(勘定項目理解できる)
✔︎ビジネス会計検定2級
✔︎金融業務検定DXコース
✔︎投資信託、株式投資実施中(ローソク足理解できる)
3級合格してしばらくしてから1ヶ月ほど平日と休日に勉強した。
使用した教材はテキストと模試
動画対策講座と個別質問サービスもついているがいっさい利用しなかった。
テキストは情報も充実していて、かなり熱量の高い構成になっている。
永久保存版にしたいクオリティ。
まず、テキストの練習問題と模試を解くことから始めた。
最初は出題箇所をテキストで探してみてきたが、時間がかかったので、回答をノートにまとめながら出題内容の答えをノートにまとめて暗記するところから始めた。
テキストを使わずに、出題箇所の答えのみノートにまとめる。
出てきた単語の意味を調べるためにテキストを活用。
その後、問題を繰り返し解いた。
テキストの練習問題はテキストの中に組み込まれていて
問題を解くモチベーションが上がらなかったので、問題のみ切り取った。
3-4回繰り返し、自信がない部分は多かったものの
それ以上は繰り返さずに、えいやで試験に臨んだ。
結果、試験対策に必要以上の時間を割かずに済んだのでそれでよかったと思う。
全部が全部練習問題や模試から出題されたわけではなく
全く出題されなかった問題も多くあったからだ。
結局調べながら解いていったが、
これまでの知識経験と今回の練習問題や模試で学習した内容があったお陰で、調べながらの回答でペースが落ちても最後まで問題解き終えることができた。
しかし、実際の試験は実生活でも知っておくべき問題が出題されたため、しっかり復習しておこうと思い、わからない箇所の回答をノートにまとめた。
(受験後も問題と解説回答をマイページから確認できるのでありがたい。)
受験を終えて
テキストや模試のクオリティから
協会の資産運用検定に対する熱量の高さが伝わってきた。
フィナンシャルプランナー3級の勉強では理解度がイマイチだったが、
今回の勉強で資産運用に関する理解度は上がった。
就職に役立つわけではないが、
実際の資産運用には役立つ学習内容になっているため
受験してよかったと思う。