金融業務検定3級DXコースを受けてきた。
金融業界には在籍したことはないが、
将来的に金融業界でプロダクトマネジメントに関わる仕事をしたく
まずは座学で体系的な知識を身につけることにした。
効率よく金融、DXいずれの知識も短期間で習得できそうだったので
金融業務検定3級を受験しないことにした。
受験結果
CBTなので、試験結果は即時フィードバックされる。
受験結果は…合格 だった。
しかし点数は64点と合格点の60点を少し上回るくらいでギリギリだった。
あと2問間違えていたら不合格だった・・・
勉強した割に点数が取れておらず少し落胆。
内訳は
1 情報技術(IT)基礎知識 14点/16点
2 デジタル技術最新動向 06点/26点
3 DX推進関連法規等 10点/20点
4情報セキュリティ等 16点/20点
5顧客の価値向上に資するDX推進 18点/18点
使用テキスト
教材は公式の試験問題集1冊
ノートは2冊使用
1冊は問題集で出てきた単語をまとめる用
設問に出てくる単語だけでなく、解説にある関連する単語の意味も併せて理解する必要はある。
もう1冊は問題集の問題を解く用
この問題集を間違えた箇所のみの回答も含めて 7周くらいした。
しかし、問題集に含まれていない情報についての出題は太刀打ちできず、
応用力が効かず良い回答ができなかったように思う。
ただ、出題は問題集の内容を抜粋したものにちょっと応用力を試すような内容で出題されているので、問題集の設問の内容だけではなく、関連する用語も出題する可能性はあるので、覚えておく必要があると感じた。
ブロックチェーン、中央デジタル通貨、情報銀行などなどはテキストにない情報もあり
正誤の判断がつかないのに選択肢の中で正しい数を答えないといけないなど厳しい問題もあった。
合格のポイントは問題集の設問や解説にある正しい情報をどれだけ詰め込むかというところかというのが率直な印象である。
学習を終えて
今回の資格試験を通じて金融DXに関して基礎的な知識を習得することができて満足している。
この試験対策を通じて、ITの専門ではなく業務に近いポジションにいる自分もITのことやセキュリティなど詳しくない分野まで責任持って関与しないといけないのかということを理解できたし、政府や金融庁が公開しているDXのカイダンスの存在など認識できた。またお陰で金融システム関連の書籍も本資格で出題される単語も多くでていたのでスッと入るようになった。
資格が就職や転職に生きるかは別として(新卒の就活には生きるかもしれないが)金融DXについて効率よく学習するという意味ではお勧めできる資格だと思う。